4月下旬より台船や仮桟橋などの仮設物の撤去を行い、5月下旬に本工事全工程を終了しました。

仮設物撤去後の左岸側と右岸側からの写真になります。旧高井橋が両岸の橋台を残してなくなった状態となりました。

空洞になった鋼管杭にインサイドカッターを挿入し、川底より約2m下の位置で内側から切断してP1・P2全8本撤去しました。
以上で今回の旧高井橋本体の撤去を完了しました！引き続き仮設物（台船・仮桟橋）の分解撤去作業を行っていきます。

鋼管杭を内側から切断できるよう、中に詰まっているコンクリートをノバル工法（ダウンザホールハンマー）で破砕・撤去しました。

橋脚をワイヤーソーイング工法で4分割に輪切りをしてP1（右岸側）・P2（左岸側）2基とも撤去しました。
今後は残った鋼管杭の撤去を行います。

下部工（橋脚）を撤去するための足場が完成しました。切断水受けと汚濁防止フェンスで流出による水質汚濁を防ぎます。

撤去して仮置きした主桁を2次切断して分割しました。分割した主桁はスクラップ処分となります。

台船上よりクローラクレーンで主桁の撤去を行っています。撤去状況をドローンで撮影した動画になります。

台船の艤装（船を機能させるために必要な装置や設備の取り付け）時にドローンと右岸側から撮影しました（左2枚）。
組立・艤装の完了後、台船に水上作業用のクローラクレーンが乗船・配置されました（右2枚）。今後は右岸側から主桁を撤去していく予定です。

陸送で台船ブロックを搬入して、水上に浮かべて組み立てています。2月半ばまでかかる予定です。

仮桟橋完成後にドローンで撮影しました。来月中旬からの主桁等上部の撤去に備え、水上での機械作業の土台になる台船の係留場を施工中です。

年末年始の大雪で大変でしたが、なんとか作業を継続しています。年明けは除雪後に施工を再開、仮桟橋の上部を架設して無事完成しました。

左岸側の橋桁や橋脚を撤去するための機械の土台となる仮桟橋の施工をしています。年内はH形鋼支持杭の打設まで行います。

右岸側から床版をコンクリートカッターで切断、ラフタークレーンで取り下がりながら左岸側まで全長に渡り撤去をしました。

床版撤去後にドローンで撮影をしました。

着工前の現場の様子をドローンで撮影しました。新旧の高井橋が並んでいます。今後、供用が廃止された旧高井橋を撤去していきます。